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Aesthtics & Sympathy [ふぉと]

Nakazakicho flyer.jpg美学と共感。

春が近づき、それぞれの事情で住まいを移す人もいることでしょう。そんな人々に乗じて、私も昨日から部屋の大掃除をしています。気づかないうちに溜まりに溜まった大切な本達を、しまってあった場所と別の場所に移している時に、ある本に目が止まりました。

『ブランドのデザイン』 (川島蓉子、文春文庫、2009)

街行く人のファッションや町中で主張し合う広告に随分と心が向いていた頃、書店で手に取った本でした。

この本では、筆者がいくつかの代表的なブランドについて取り上げ、それらのブランドが誇る技術力とブランドのセールスのための広告、また、企業が大切にする伝統的な価値観や歴史的信条などをテーマに、話が展開されています。

詳しい内容はここでは紹介しませんが、1章「ブランドをデザインする要件とは」の中で心に残った言葉があったので、シェアしたいと思います。


「“自らの美学”と“受け手の共感”の幸福なかかわりが、魅力的なブランドを形作っている…」(同書、p31)


この本の文脈とは離れますが、この言葉は日常における「わたし」と「あなた」(=自分と他人)のコミュニケーションにも十分に当てはまるように思います。人との関わり方や距離感についてつねに考えてしまう私には、何か示唆を与えてくれそうなコトバに見えました。


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 Nakazakicho, Osaka
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