Tomato

Tomato, Saijo, Jike先日のこと。自転車にのって帰宅途中に、畑仕事をしているおばあさんの後ろ姿を見つけました。その背中に向かって、「こんにちは」と一声かけると、向こうからも同じ響きが返ってきました。

その後、「今日は暑いね”ぇー」と続けられたので、「暑いので、お体にお気をつけて下さいね。」と投げ返すと、「ありがとう”」と返ってきました。

わたしは普段、家の周りや田んぼ道を散歩しているときに、年配の方々と話したり、挨拶を交わすことが多いです。この地域に、よそから来てお邪魔させていただいているという意識が強いからなのかもしれません。あるいは、あまりかかわることのない年齢の方々とお話をするのが楽しいからなのかもしれません。いずれにして、挨拶や言葉を交わすことそれ自体は日常茶飯事で、いたって自然なことです。

しかしこの日は、挨拶のそのさきに、トマトがありました。笑
なだらかな坂を自転車で進んでいっていると、後ろから何やら声が聞こえたので振返ってみると、先ほどのおばあさんが、畑から道のほうへでて、こっちへおいでと手招きをしていました。そして、その声が、「おに”いちゃん」と呼んでいたことにも気づきました。急いでおばあさんのところに戻ると、手にはふたつのトマトが握られていて、「美味しいから、家に帰ってたべんさい！」と手渡されました。

大切に育てられた、美味しいトマトでした！