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Cooking culture [たべもの]

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料理好きの友達から得た「食」に関する気づきについて。
「一人暮らし」で「自炊」をするあなたへ。


ここ数日、夕飯を友人宅でご一緒させてもらうことが何度かあったので、その時の気づきや意識の変化をまとめてみた。「食」は私生活の一部であるため、自分の食文化を客観的にみたり、他人の食文化に触れる機会ということがなかなかない。


1初期投資
家計簿を付けて、計画的にお金のやり繰りをする週間がなければ、食費や外食費にどれだけのお金を使っているかは分からない。カフェに学食、交際、間食…と思ったよりも、いろんな場面でお金を使っている。
友人は、買い物に出かけて食材を購入し、その材料を創意工夫をこらして料理すると、月5000円ぐらい済むと言っていた。そんなものだと思われる方もいれば、逆にそんなに安くて済むのかと驚く方もいることだろう。ちなみに、節約のために効果が大きいことの第一位に「外食を減らし自炊をすること」があがっていたのをみたことがある。


2食品の保存
野菜や生肉は、冷蔵庫に保存すると数日そこらしかもたない。しかし、冷蔵庫を上手に使えば、一部の食品の寿命を延ばすことができるだけでなく、毎回の料理の手間を大幅に省くことができる。
友人の冷凍庫を覗かせてもらったところ、ジップロックに入った食材がたくさん詰まっていた。茹でたホウレンソウやカットされた肉がその代表である。
「野菜の繊維構造が云々で、茹でてから保存しなければ風味が損なわれる」といった科学的な話は聞いたことがあったが、知識止まりで、野菜を冷凍して使うという習慣が私にはなかったので大変勉強になった。(実際に身近な人が実践している例を見ると、「あのひともやってるんだ」という感覚が生まれ、自分のスキルになりやすい。)
例えば、ホウレンソウを例に挙げると、晩ご飯のおかずやサラダに使ったものの残りをその日のうちに茹でてしまい、次に解凍して使うときに料理しやすいよう袋の中でまとめて、冷凍するようになった。


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3使用量-1
野菜や生肉は、思っていたよりもたくさんの料理に化ける。いろんな調理法と味付けで工夫を凝らせば、一つの食材も様々なバリエーションで楽しめる。使う量にも留意してみてみるものだ。一品一品は少ないが、品目を増やすことで、一食が楽しくなる。もっとも、時間と相談しなければならないということもあるのだけれども。


4使用量-2
調味料は、料理を楽しむ人にとっては必需品。さしすせそ、は言えるだろうか?料理をすると、調味料の減りが早い。料理好きなら、賞味期限とは無縁なんだろうなとふと思った。


5満足感-1
食べることが当然になっていて、「美味しく」食べると言うことを忘れていた。何となく、食べることが習慣化して、栄養を採ったり、何かお腹にいれておけば良いという風に思っていたところがある。(別に悪いことではないのだけれど。)
食べ物を食べながらの「ながら〇〇」も、そういった認識をつくる一つの原因になっていそうだ。


6満足感-2
「一番美味しく食べられると思ったときに食べるのが大切なんだよ。」
この言葉には、はっ、とさせられた。


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7皿洗い
料理好きだから、料理器具にもこだわる。てぃふぁーるがたくさん。
こだわっているから大切にしたいと思うのか、皿洗いが好きだからそうするのか、はたまたキレイずきだからそうするのかはわからないが、友人は皿洗いまでしっかりとこなす。そして、水回りやガス台の掃除を怠らない。


8おわりに
卵から目玉焼きが作れると言うことしか知らなかった子どもが、同じ素材でオムレツも作れるのだということを知った時のような感覚をたくさん味わった。友人の個人文化との遭遇。文明交流みたいなものがあった。知恵は見えない物だ。こういう種類の、なかなか見えない文化にもっと触れたいと思った。


*料理は全て、友人のY.Hが作ってくれました。ごちそうさまでした♪
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